シミの原因とは

シミの原因

シミは、皮膚にメラニン色素が肌に沈着したものです。シミの原因には様々あります。

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紫外線によるダメージ

肌は紫外線に長時間さらされると、肌を守るためにメラニンが過剰に生成されます。は通常はターンオーバーによってメラニンは体外に排出されますが、紫外線を多く浴びて多量のメラニンが生成されると排出が追いつかなくなるため、メラニンが蓄積されシミとなって表面に現れるようになります。

ホルモンの変化

妊娠、出産、更年期などでホルモンバランスが崩れると、メラニン色素の分泌が増えて肝斑(シミ)ができます。肝斑は30代後半から目立つようになり、特に妊娠中は「エストロゲン」という女性ホルモンの分泌が多くなるため、肝斑ができやすくなります。また肝斑は、紫外線によって濃く大きくなります。

間違った化粧品やお手入れ

肌をこすり過ぎるようなお手入れやマッサージをしたり、または乾燥肌なのに、刺激の強い化粧品を使うなど、肌に過剰に刺激を与えるとメラニンが生成され、シミを引き起こす可能性があります。

生活習慣の乱れとストレス

ストレスは自律神経を乱し、ホルモンバランスに影響を与えます。睡眠不足や栄養が偏っている食生活、運動量が不十分、アルコールやタバコなどの悪習慣は、肌のターンオーバーを乱すようになります。ターンオーバーは正常に行われないとメラニン色素が肌に蓄積されシミができやすくなります。

シミの原因には個人差があるため、ご自分のシミのタイプや原因を把握することが大切です。シミを予防するためには、紫外線対策やスキンケアをしっかり行うこと、健康的な生活習慣を心がけることが必要です。

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この記事を監修した人

征矢野 進一は、日本の医師。 長野県木曽福島町生まれ。1979年3月に東京大学医学部医学科を卒業後、1979年から1988年3月まで東京大学医学部形成外科に所属し、1988年4月に神田美容外科形成外科医院を開設。東京大学医学部附属病院の医局時代にコラーゲンの治験に携わり、日本の「注入剤によるシワ取り治療」に貢献した一人。以来長年にわたりコラーゲンやヒアルロン酸などのシワ取り注入剤の研究を重ねる。日本美容外科学会会長も務め、臨床医向けの「注入剤によるシワ取り治療」の講義を依頼され行うと共に、国内・海外で行われる美容外科学会での発表や医師向けの教科書など論文・執筆も行う。

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