たるみの原因とは

たるみの原因

たるみの原因は、加齢や紫外線、乾燥の影響によって、脂肪や筋肉、骨の萎縮、真皮構造の崩れ、肌の弾力やハリを保つコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が減少することで起こります。

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紫外線ダメージ

紫外線によるダメージや、乾燥や加齢によるコラーゲン量の低下などです。
紫外線の中で特にUVAは、肌の深い部分(真皮)に悪影響を及ぼし、コラーゲンやエラスチンなどを壊してしまいます。さらに線維芽細胞へのダメージは加齢によって加速されます。線維芽細胞の働きが低下すると、真皮成分(コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸)の生産も低下します。

肌の乾燥

肌の乾燥は、ターンオーバーのサイクルを乱し角質層にトラブルが起こします。肌の保湿機能やバリア機能が低くい状態が続くと、紫外線ダメージを受けやすくなり、肌にハリがなくなると、たるみが加速するようになります。

加齢

加齢に伴って、肌の真皮層に存在するコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの成分が減少し、肌のハリと弾力が低下します。この結果、肌は重力に押されて垂れることがあります。
さらに、加齢に伴って筋肉や骨も衰えるため、たるみの原因となります。顔の筋肉、特に表情筋も年齢とともに衰えは、顔全体のたるみを引き起こすようになります。

生活習慣も重要です。睡眠不足や食生活の不規則、喫煙などは、肌に必要な酸素や栄養素が十分に届かなくします。その結果、たるみを引き起こすようになります。

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この記事を監修した人

征矢野 進一は、日本の医師。 長野県木曽福島町生まれ。1979年3月に東京大学医学部医学科を卒業後、1979年から1988年3月まで東京大学医学部形成外科に所属し、1988年4月に神田美容外科形成外科医院を開設。東京大学医学部附属病院の医局時代にコラーゲンの治験に携わり、日本の「注入剤によるシワ取り治療」に貢献した一人。以来長年にわたりコラーゲンやヒアルロン酸などのシワ取り注入剤の研究を重ねる。日本美容外科学会会長も務め、臨床医向けの「注入剤によるシワ取り治療」の講義を依頼され行うと共に、国内・海外で行われる美容外科学会での発表や医師向けの教科書など論文・執筆も行う。

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