ブルドッグ顔になる?頬がたるむ原因とは

頬のたるみ
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表情筋の衰え

年齢とともに、表情筋も他の体の筋肉と同様に衰えていきます。無表情が続くことが多い人は、表情筋の衰えが起こりやすく、表情筋を動かして鍛える必要があります。さらに、表情筋の衰えに伴い、皮膚、骨、皮下脂肪を支える役割を果たす支持靭帯も緩んでくると頬のたるみが進行するようになります。

コラーゲンの減少

肌の水分量の低下は頬のたるみの原因になります。水分の保持は皮膚の真皮にあるヒアルロン酸、コラーゲンなどにより保たれていますが、加齢や紫外線の影響、乾燥や生活習慣の乱れなどによってコラーゲンやヒアルロン酸が減少すると、肌にハリが無くなってきます。

脂肪の蓄積

体重が増えると、皮下脂肪も増えてきます。皮下脂肪が増えすぎると、支持靭帯や表情筋が脂肪を支えきれなくなり、頬がたるんできます。

むくみ

顔の血流やリンパの流れが滞ってしまうと、老廃物が蓄積されむくみが生じます。むくみは真皮層の働きの低下を招き肌の弾力やハリが失われ、頬のたるみの原因となります。

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この記事を監修した人

征矢野 進一は、日本の医師。 長野県木曽福島町生まれ。1979年3月に東京大学医学部医学科を卒業後、1979年から1988年3月まで東京大学医学部形成外科に所属し、1988年4月に神田美容外科形成外科医院を開設。東京大学医学部附属病院の医局時代にコラーゲンの治験に携わり、日本の「注入剤によるシワ取り治療」に貢献した一人。以来長年にわたりコラーゲンやヒアルロン酸などのシワ取り注入剤の研究を重ねる。日本美容外科学会会長も務め、臨床医向けの「注入剤によるシワ取り治療」の講義を依頼され行うと共に、国内・海外で行われる美容外科学会での発表や医師向けの教科書など論文・執筆も行う。

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