ニキビがよくできる原因とは

ニキビがよくできる原因とは

ニキビがよくできる原因は、毛穴の詰まり、皮脂の過剰分泌、アクネ菌の増殖が関係しています。生活習慣の乱れやストレス、乾燥や刺激、間違ったスキンケアなどによって、肌のターンオーバーが滞ると、毛穴の出口が角質で塞がれて皮脂や老廃物が詰まります。
毛穴が詰まって皮脂が溜まると面皰(めんぽう)「白ニキビや黒ニキビ」ができます。「白ニキビ・黒ニキビ」内では、皮脂を栄養源とするアクネ菌が過剰に増殖していきます。アクネ菌が増殖すると炎症が起こります。ニキビは、白ニキビ(毛穴に皮脂が詰まって白く見える)、黒ニキビ(酸化した皮脂が黒く見える)、赤ニキビ(細菌の繁殖による炎症が赤く腫れる)の3つの段階があります。ニキビは症状が進むにつれて、色素沈着やクレーター状の凸凹などのニキビ跡が残りやすくなります。ニキビが治りにくくなる前に、ニキビの予防や治療が必要です。

思春期に多くの人がニキビに悩まされるのは、思春期に男性ホルモンであるアンドロゲンが増加し、皮脂分泌を促進する性質を持っているからです。脂性肌の人や高脂質・高糖質の食事、ストレスなどもホルモンバランスや皮脂分泌を乱し、ニキビができるリスクを高めます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を監修した人

征矢野 進一は、日本の医師。 長野県木曽福島町生まれ。1979年3月に東京大学医学部医学科を卒業後、1979年から1988年3月まで東京大学医学部形成外科に所属し、1988年4月に神田美容外科形成外科医院を開設。東京大学医学部附属病院の医局時代にコラーゲンの治験に携わり、日本の「注入剤によるシワ取り治療」に貢献した一人。以来長年にわたりコラーゲンやヒアルロン酸などのシワ取り注入剤の研究を重ねる。日本美容外科学会会長も務め、臨床医向けの「注入剤によるシワ取り治療」の講義を依頼され行うと共に、国内・海外で行われる美容外科学会での発表や医師向けの教科書など論文・執筆も行う。

目次