二重まぶた埋没法はすぐ取れる?埋没法で失敗しないために

二重まぶた埋没法のメリット・デメリット
目次

なぜ二重の方が可愛いと思われるのか?

なぜ多くの女性が二重まぶたにこだわるのか?

二重まぶたの女性は目力が強く、表情も豊かで印象に残りやすいため、華やかなイメージがあります。男性にモテると感じる方が多いでしょう。また、二重まぶたは、笑顔や驚きの表情などを作るときに、まぶたが上下に動くことで目の形が変化し、感情が伝わりやすく、相手に好印象を与えることができます。さらに、メイクも映えやすく、かわいくて明るい印象があるとされています。
一方、一重まぶたは、表情を作っても目の形があまり変わらないため、感情が読み取りにくくなります。また、一重まぶたは、瞼が重く見えることで、疲れや不機嫌などのネガティブな印象を与えることもあります。
美容クリニックでは、埋没法や切開法などの二重整形を行っています。二重整形は、自分に合った方法を選ぶことで、自然で可愛い二重まぶたを手に入れることができます。

二重埋没法と切開法、アイプチの違いとは?

二重まぶたに変える方法には、切開法、埋没法の美容整形と、アイプチという方法があります。

アイプチのメリットとデメリット

アイプチはまぶたに糊やテープを貼るだけで手軽に二重を作れるアイテムです。ドラッグストアなどで数百円から購入でき、気軽に手に始められるというメリットがあります。
アイテムのデメリットは目を閉じたり開けたりすると不自然さが目立つことがあります。また、メイクを落とすと元に戻ってしまったり、水や汗で落ちたり、テープやのりがくっきり見えてしまうことがあるため、注意が必要です。

二重まぶた埋没法とアイプチの違い

二重埋没法はまぶたを糸で留めて二重のラインにする方法です。自然な二重に仕上がり、他人にも気付かれにくく、水や汗に強く、数時間で一重に戻ってしまうといった心配もありません。ダウンタイムが短いのも特徴です。 デザインが気に入らなかったり糸が取れてしまったりした場合はやり直しも可能です。
費用面ではアイプチの方が1回の数百円からと安くすみますが、埋没法はクリニックによって若干の費用差はあるものの数万円程度が相場になります。

二重まぶた埋没法と切開法の違い

二重切開法とは、まぶたに切り込みを入れ、脂肪や皮膚を取り除いて二重にする方法です。切開法のメリットは、ボリュームを自由に調整でき、効果が長期間持続することです。しかし、術後は腫れや痛みが起こることがあります。一方、埋没法は短期間で効果が現れ、腫れや痛みも少ないというメリットがありますが、埋没法の糸が外れることもあります。

二重整形を受ける場合は、自分の目の形や厚み、バランスを考慮しながら、必要なボリュームやラインの調整を選びましょう。また、術後の期間やリスクも考慮して、適切な方法を選びましょう。

埋没法は取れる?取れたらどうなる?二重埋没法の持ちや取れる確率

埋没法とは、メスを使わずに針と糸で二重を作るプチ整形の方法です。埋没法のメリットは、施術時間が短く、ダウンタイムが少なく、傷跡が目立たないことです。しかし、埋没法にはデメリットもあります。それは、糸が取れてしまう可能性があることです。では、埋没法はどのくらい持つのでしょうか?また、取れたらどうなるのでしょうか?この記事では、埋没法の持ちや取れる確率について紹介します。

埋没法の持ちはどのくらい?

埋没法の持ちは、施術したクリニックや医師、使用した糸や針、二重の幅や形、個人差などによって異なります。一般的には、3年から5年程度と言われています 。しかし、中には半永久的に持つ場合や、数ヶ月で取れてしまう場合もあります。埋没法の持ちは、以下のような要因に影響されます。

  • 糸の種類:糸には吸収性と非吸収性があります。吸収性の糸は体内で分解されるため、持ちは短くなります。非吸収性の糸は体内で分解されないため、持ちは長くなります。
  • 糸のかけ方:糸のかけ方には種類があります。1点留め、2点留め、3点留め、4点留めなどがあります。留める点数が多いほど二重ラインの固定力が強くなります 。
  • 二重の幅や形:二重の幅や形によっても持ちが変わります。幅広や平行型の二重は皮膚への負担が大きくなるため、持ちは短くなります。
  • 個人差:個人差としては、皮膚の厚さや弾力、目をこする癖や表情筋の動きなどがあります。これらも二重ラインへの負担に影響します。

埋没法が取れたらどうなる?取れる前兆は?

埋没法が取れた場合、二重ラインが消えて一重に戻ってしまいます。また、取れた糸が目に入ったり感染したりするリスクもあります。埋没法が取れる前兆としては、

  • 目を閉じたときに糸玉が見える
  • 目を開けたときに二重ラインが乱れる
  • 目を動かしたときに違和感や痛みを感じる
  • 二重ラインが薄くなる

二重埋没法の取れる確率

二重埋没法には取れるリスクがあります。

埋没法の取れる確率は、医師の技術や使用する糸の種類、患者様のまぶた皮膚の厚さや脂肪の量、目を開ける力、まぶたをよく目をこするなどのクセなどによって異なります。平均では、7割程度の方が3年以上の効果があると言われていますが、施術方法やデザインや患者様の体質によってはもっと短いケースもあれば、10年以上もつ場合もあります。

埋没法を受ける方は、カウンセリングで医師に質問をして、自分に合ったプランを選ぶことが重要です。また、術後は医師の指示に従って、目元のケアを行うことで、二重の持続や美容効果を高めることができます。埋没法に関する詳しい情報や症例は、当院の記事やドクターの紹介をご覧ください。

埋没法で失敗しないためのポイント

埋没法のよくある失敗例としては、以下のような傾向があります。

  • 左右差が気になる。
  • 埋没法の糸がふくらむ感じがする。
  • 二重の幅が時間の経過とともに狭くなる。
  • 二重の幅が希望のラインと違う。
  • まぶたの腫れ
  • まぶたにしこりができる
  • 目の違和感
  • 二重ラインの位置がずれている
  • ものもらい
  • 糸が飛び出す
  • 内出血

埋没法は一重まぶたを二重まぶたにするための施術方法ですが、デザインや左右の差に注意が必要です。施術後に二重のデザインが理想と異なる場合や、左右の差が1ミリでも生じることがあります。
また、糸の固定がはずれて二重が元に戻ることがまれにあります。この時、糸が表に出てくることもあり、触れるとチクチクとした痛みを感じることがあります。そのため、糸が眼球に触れる場合は、すぐに医師に相談し糸を取り除く必要があります。
脂肪が多い目の場合やたるんだ皮膚の問題では、埋没法だけでは二重になりにくく、希望のラインにならないこともあります。その場合は、他の方法や手術を検討する必要があります。

埋没法で失敗しないためには、事前に医師と相談し、自身の目の形や希望するデザインについて詳しく話し合うことが重要です。失敗しないために事前に知っておきたいのは、「必ずしも理想の二重になれるとは限らない」ということです。自分の目がどのようなタイプなのかを確認し、「理想の二重」ではなく「自然な二重」を目指しましょう。

施術後の経過や左右の差についても注意深く観察し、問題があれば早めに医師に相談しましょう。適切なアフターケアや経過観察を行うことで、埋没法の成功率を高めることができます。また、二重埋没法を行っているクリニックは数多くあるため、クリニック選びには注意が必要です。

二重埋没法のダウンタイムと腫れを早く引かせる方法

二重埋没法は切開法に比べてダウンタイムが短く、術後の腫れも少ないと言われていますが、それでも目元が腫れてしまうことは避けられません。腫れが引くまでの期間は個人差がありますが、一般的には1週間から10日間程度と言われています。しかし、腫れが早く引くかどうかは、術後の過ごし方にも大きく影響されます。

術後に目元を冷やす

術後の目元の冷やし方は、医師から指示されたアイシングをしっかり行うことが大切です。アイシングは、目元の血流を抑えて内出血や腫れを防ぐ効果があります。アイシングは、術後24時間から48時間は1時間に1回、10分から15分程度行います。その後は、3日間から5日間は1日に3回程度行います。アイシングを行う際は、直接目元に氷を当てないように注意しましょう。氷嚢や冷凍パックなどを使っても良いですが、必ずタオルなどで包んでから当てます。

術後の食事や飲酒の注意

術後の食事や飲酒は、腫れや炎症を悪化させる可能性があるので、辛いものや油っこいもの、アルコールなどは控えるようにしましょう。また、水分補給も大切ですが、塩分の多い飲み物やカフェインの多い飲み物は避けるようにしましょう。塩分は水分を体内に溜め込んでしまい、カフェインは血管を収縮させて血流を悪くするためです。代わりに、水や白湯などをこまめに飲むようにしましょう。

術後はメイクや運動を控える

術後のメイクや運動は、メイクは医師から許可が出るまでは控えるようにしましょう。メイクをすると目元に負担がかかり、感染や炎症の原因になる可能性があります。また、運動も同様に控えるようにしましょう。運動をすると血圧が上昇して内出血や腫れを増やす可能性があります。特に激しい運動やジャンプなどは避けるようにしましょう。

以上のような方法を守って術後の過ごし方を工夫することで、二重埋没法のダウンタイムと腫れを早く引かせることができます。
二重埋没法のダウンタイムは個人によって異なりますが、適切なケアや冷やし方、生活の工夫によって腫れを早く引かせることができます。ただし、特定の症状や異常がある場合は、すぐに医師に相談することをおすすめします。安心して過ごせるよう、正しい情報とケアを心がけましょう。

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この記事を監修した人

征矢野 進一は、日本の医師。 長野県木曽福島町生まれ。1979年3月に東京大学医学部医学科を卒業後、1979年から1988年3月まで東京大学医学部形成外科に所属し、1988年4月に神田美容外科形成外科医院を開設。東京大学医学部附属病院の医局時代にコラーゲンの治験に携わり、日本の「注入剤によるシワ取り治療」に貢献した一人。以来長年にわたりコラーゲンやヒアルロン酸などのシワ取り注入剤の研究を重ねる。日本美容外科学会会長も務め、臨床医向けの「注入剤によるシワ取り治療」の講義を依頼され行うと共に、国内・海外で行われる美容外科学会での発表や医師向けの教科書など論文・執筆も行う。

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