鼻を高くしたい!鼻を高くする方法はある?セルフケアは意味がない?

鼻を高くする方法はある?

鼻が低い」とコンプレックスをお持ちの方や鼻の高さや形にお悩みの方は多くいます。鼻を高くする方法には美容クリニックで行う外科的な手術や注入による治療、または鼻を高くするマッサージやメイクでカバーする方法などいくつか種類があります。

目次

鼻が低く見える原因

鼻筋が通っていない

鼻が低く見える主な原因は、日本人は欧米人に比べると彫りが浅いため、鼻筋が十分に通っていないため、鼻筋が目立たないことがあります。鼻筋がはっきりしない理由は、鼻骨の形や皮膚の厚さ、年齢などによって異なりますが、鼻筋が目立たないと、鼻の高さも分かりにくくなります。

顔を正面から見た際、鼻の実際の高さはなかなか分からないですが、鼻筋がスムーズであれば、陰影が生まれて鼻が高く見えるようになります。

鼻先が丸い

鼻先の形は、鼻の高さを印象づける大きな要素の一つです。鼻の先が尖っていると、鼻は実際の高さよりも高く見えます。これと対照的に、鼻の先が丸い場合は、どうしても低く見えがちです。

さらに、小鼻の大きさや鼻全体のバランスも重要です。小鼻が横に広がり、鼻の先が丸いだんご鼻やブタ鼻の場合、鼻の高さを強調するのが難しくなります。そのため、鼻の形状とバランスを調整することが、鼻の高さをアピールする上で大切な要素となるのです。

鼻を高くしたい!自分でやる方法とは?

メイクで鼻を高く見せたい

鼻を高く見せるためにメイクを利用する方法があります。メイクで鼻筋に影をつけたり、小鼻の幅を隠したりすることで、鼻を高く見せることができます。メイクはテクニックを覚えればすぐにできるようになります。

  • ハイライトとノーズシャドウで陰影を作って高く見せる
  • シャドウを入れる&ハイライトで鼻筋をすっきりさせる
  • コンシーラーで鼻の周りの赤み、くすみをとる
  • ホワイトラインで高さを引き立て、鼻筋をつくる

コツがつかめれば、ナチュラルな雰囲気で高さを感じさせることもできるメリットがありますが、メイクなのでいつも理想の鼻の高さを保てるわけではないのです。さらに素顔の時とメイクした時の差が気になってしまうという人もいます。

鼻マッサージの効果と注意点

鼻の周りは、普段気づかないほど老廃物が蓄積されているため、むくみやすくなっています。
鼻のむくみは鼻の大きさや高さに影響を与える可能性があるため、鼻の血流を促進するマッサージを行うことで、鼻のむくみを解消し、鼻がすっきりと高く見えるようになります。
鼻マッサージのやり方は、まず、鼻の根元から先端に向かって指でなぞります。次に、鼻の横にある溝を指で押しながら上下に動かします。最後に、鼻の先端を親指と人差し指でつまんで引っ張ります。これらの動作を1日数回、1回数分ずつ行います。
鼻マッサージは強くやりすぎると、逆に鼻の形を悪化させる可能性もあります。洗濯バサミも同様に、鼻の先を引っ張って高くすることができますが、痛みや皮膚のダメージなどの危険性があります。

鼻マッサージは鼻の高さや形を変えることはできません。むしろ、強く押したり引っ張ったりマッサージし過ぎると、鼻の軟骨や肌に負担がかかり、トラブルの原因になる可能性があるため注意が必要です。

鼻を高くしたい!美容クリニックでやる方法とは?

「すぐにでも鼻を高くしたい」確実に「鼻を高くしたい」「鼻先を高くしたい」という人には美容クリニックでの治療がおすすめです。

鼻を高くする施術は大きく二つに分類できます。1つは鼻を高くする隆鼻術で、もう1つは鼻の形を整える整鼻術があります。隆鼻術にはプロテーゼやヒアルロン酸注入、軟骨移植などの方法があります。この中で昔から行われているのはプロテーゼによる隆鼻術ですが、ヒアルロン酸注入もヒアルロン酸の普及により注入剤による隆鼻術も手軽にできるようになり、人気が高まっています。整鼻術には鼻翼形成や鼻尖形成、骨削りなどの手術があり、鼻の形を美しく整えます。

ヒアルロン酸注入で鼻を高くする隆鼻術

鼻のヒアルロン酸注入は、鼻の高さ、鼻筋や形を変えたい方におすすめの治療方法です。ヒアルロン酸を鼻根部分に注入することで、鼻筋の高さを調整できます。手術ではなく注射たけなので、治療時間は10分程度で済みますし、腫れや内出血のリスクが低いのも人気の理由です。

プロテーゼで鼻を高くする隆鼻術

ヒアルロン酸注入による隆鼻術では物足りない方や、確実に鼻の高さや丸みを改善したい方には、シリコン製のプロテーゼを使った隆鼻術がおすすめです。患者様のご希望に応じて、医療用のシリコン素材でカスタマイズされたプロテーゼを挿入して理想の鼻に仕上げることが可能です。

スレッドリフトで鼻を高くする隆鼻術

鼻の先端に高さを出す方法として、医療用糸を鼻柱と鼻筋に挿入する方法があります。この糸は溶ける素材でできており、トゲがついているので、鼻の形を変えることができます。鼻の先端が丸い方は、鼻の先端を細くすることができます。鼻の先端が極端に尖ることはありませんが、丸い鼻先が少し引き締まったようになります。

耳介軟骨移植で鼻を高くする、鼻の形を整える

耳介軟骨移植は自分の耳から軟骨を採取して鼻に移植する手術です。鼻の高さや形を自由に調整できるので、隆鼻術や整鼻術に適しています。鼻筋を通して鼻を高くしたり、丸い鼻先をシャープにしたり、アップノーズにしたりすることもできます。自分の軟骨を使うので、効果が長持ちし、アレルギーのリスクが低く、プロテーゼのような異物感もありません。

小鼻を小さくして鼻の形を整える鼻翼形成

鼻翼形成術は、小鼻が大きくて鼻が大きく見える、左右の小鼻が突出している方や鼻の穴が目立つとお悩みの方におすすめです。鼻翼(小鼻)縮小は小鼻の根元から数ミリの皮膚を切除し、縫合することで、小鼻の横幅を狭め、鼻全体もすっきり見せられる手術です。小鼻が小さくなると、横に広がっていた鼻の穴が細長くなり、顔全体も引き締まって見えます。

鼻先をすっきりさせる鼻尖形成術

鼻尖形成術は、鼻の先端にある軟骨を縫合して小さくし、余分な皮下脂肪を除去して細く尖らせる手術です。丸みのある鼻先が気になる方、鼻の下から見て鼻尖が四角く見える方や、鼻橋が低くて鼻孔が横に広がって見える方におすすめです。

いずれの鼻の手術は料金や痛み、リスクなどを考慮しなければなりません。どの手術も理想的なデザインとバランスが求められるため難しい手術になります。鼻を高くする方法には様々な種類がありますが、自分の鼻の特徴や原因、理想の高さ、形などイメージをしっかり考えて、自分に合った方法を探しましょう。

鼻を高くしたいと考える前に

鼻を高くしたいと考える時は、鼻の高さだけにこだわるのではなく、他の顔のパーツとのバランスも重視する必要があります。鼻は顔の中心にあるため、少しの変化でも印象が大きく変わります。鼻の整形を考えている方は、医師としっかりとコミュニケーションをとって、ご自分に合った鼻の高さや形、幅などを決めていくことが大切です。施術後のイメージを医師と共有することで、医師との感覚のずれを防ぐようにしましょう。

まとめ

鼻の高さを改善する方法を選ぶ際には、自身の状態や希望に合った方法をしっかりと検討することが大切です。

自力でできるセルフケアも一つの選択肢として考えられますが、自力でできる方法は効果がない、逆に悪影響を及ぼす可能性があります。美容クリニックによる治療は効果がありますが、リスクや費用を考えなければなりません。鼻を高くすることに興味がある方は、まず自分の鼻の特徴や原因を知り、適切な方法を探すことが大切です。

鼻を高くする方法に関するよくある質問

鼻はマッサージで高くなりますか?

鼻の周りのマッサージは、むくみを緩和し、鼻を高く見せる効果が期待できます。 人差し指を使って、軟骨部分を下から上に向かって押し上げ、鼻筋を引き上げるようにイメージして小鼻よりも少し上の部分を押すようにします。 強く押さえ込む必要はありませんし、痛みを感じるほどの圧力をかけないようにしましょう。
ただし、このマッサージや鼻叩きを過度に行いすぎると、皮膚が傷つき、厚くなったり、摩擦による色素沈着を引き起こす可能性があるため注意しましょう。

鼻は自力で高くできますか?

セルフケアだけで鼻を高くするのは難しいですが、見た目を改善する方法はあります。顔のむくみが気になる場合、マッサージを試してみることができます。 また、メイクを上手に使って 鼻筋や鼻先のメイクを工夫することで、鼻を高く見せることも可能です。しかし、本格的な鼻の形を変えたい場合は、鼻整形を検討することをお勧めします。

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この記事を監修した人

征矢野 進一は、日本の医師。 長野県木曽福島町生まれ。1979年3月に東京大学医学部医学科を卒業後、1979年から1988年3月まで東京大学医学部形成外科に所属し、1988年4月に神田美容外科形成外科医院を開設。東京大学医学部附属病院の医局時代にコラーゲンの治験に携わり、日本の「注入剤によるシワ取り治療」に貢献した一人。以来長年にわたりコラーゲンやヒアルロン酸などのシワ取り注入剤の研究を重ねる。日本美容外科学会会長も務め、臨床医向けの「注入剤によるシワ取り治療」の講義を依頼され行うと共に、国内・海外で行われる美容外科学会での発表や医師向けの教科書など論文・執筆も行う。

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